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    ホイアンでは旧市街とビーチ沿いのどちらに泊まるか?

    ホイアンのホテルを選ぶ際、最初に決めたいのが旧市街周辺に泊まるか、アンバンビーチをはじめとする海岸沿いに泊まるかという点です。同じホイアン市内でも、旧市街とビーチ沿いでは、朝から夜までの過ごし方が大きく変わります。黄色い壁の古い家屋、ランタンが灯る通り、トゥボン川沿いの夜景を目的にするなら旧市街周辺が合い、ホテルのプールや海辺で過ごす時間を多く取るならビーチ沿いが滞在の目的に沿います。

    初めてホイアンを訪れる人や、2泊から3泊程度の日程で主要な見どころを巡る人には、旧市街周辺のホテルが良いでしょう。観光、食事、買い物、夜の散策を徒歩で組み立てられ、限られた滞在時間をホイアンらしい町並みに使えるからです。ビーチ沿いは海辺で過ごす日を設ける長期滞在に向いていますが、ホイアン旧市街を主目的とする旅行では、その都度車で往復することになります。結論として、一般的なベトナム旅行の日程にホイアンを組み込むなら、旧市街から徒歩10分前後の範囲を選ぶのが適しています。


    目次

    旧市街に泊まる

    ホイアン旧市街は、かつて国際貿易港として栄えた町です。中国、日本、ベトナム、ヨーロッパの建築文化が混ざり合い、木造の商家、華人会館、寺院、日本橋などがまとまって残っています。旧市街の見どころは徒歩で巡る距離に集まり、通りの多くでは歩行者を主体とした時間帯が設けられています。ホテルから歩いて旧市街に向かい、午前中に歴史的建造物を見学し、午後はカフェや仕立て店を訪れ、夕方から川沿いを散策する行程を組めます。

    旧市街周辺に泊まる理由は、観光地との距離だけではありません。ホイアンは朝、昼、夜で町の表情が変わります。朝は市場に食材が並び、住民の日常が見える時間です。日中は黄色い壁とブーゲンビリアが日差しを受け、歴史的建造物の細部まで確認できます。夕方になるとランタンが灯り始め、トゥボン川とホアイ川の周辺には夜のホイアンを目当てに人が集まります。旧市街周辺のホテルなら、最も人が少ない早朝と、照明が町を彩る夜の両方を見られます。昼間の観光だけで終わらず、時間によって変わる町の様子まで滞在に含められる点が、旧市街周辺を選ぶ理由です。


    夜まで楽しむ

    ホイアンの滞在で外せないのが、日没後の旧市街です。建物の軒先に色とりどりのランタンが灯り、川面には町の明かりが映ります。ナイトマーケットや川沿いの飲食店も夜まで営業しており、夕食後にもう1度通りを歩きたくなる町です。旧市街の中心付近、または徒歩圏内にホテルを取れば、夜の散策を終えた後は車を待たずに戻れます。昼間は郊外観光に出かけ、夕方以降を旧市街で過ごす日程にも合います。

    ホテルの所在地は、旧市街の保存地区内に限定する必要はありません。ホアイ川の北側、旧市街の東側、カムナム島周辺など、中心部まで徒歩10分前後の区域にもホテルが集まっています。保存地区の外縁を選ぶと、プールや庭を備えたホテルも見つかり、町歩きとホテル滞在を同じ日程で組み合わせられます。旧市街に近いことと、歴史地区の中心に泊まることは同じではありません。予約前にはホテル名だけで判断せず、日本橋、ホイアン市場、ホアイ川など、旧市街を代表する場所までの徒歩時間を確認すると所在地を把握できます。

    旧市街周辺は飲食店の選択肢も豊富です。カオラウ、ホワイトローズ、揚げワンタン、コムガーなど、ホイアン料理を扱う店が町の各所にあり、夕食後にはカフェやバーにも立ち寄れます。仕立て店で服を注文する場合も、採寸、仮縫い、受け取りのために数回訪れることがあるため、ホテルが近ければ予定を組みやすくなります。観光だけでなく、食事や買い物を含めてホイアンの町を楽しむなら、旧市街周辺を滞在拠点にするのが自然です。


    ビーチ沿いに泊まる

    ホイアンの代表的な海岸はアンバンビーチです。旧市街から北東方向にあり、車で約10分から15分の距離に位置します。海岸沿いには小規模なホテル、ヴィラ、レストラン、カフェが並び、砂浜を歩いたり、海を眺めながら食事をしたりする時間を取れます。朝は海岸で日の出を見て、日中はプールやビーチで過ごし、夕方から旧市街に向かう日程も可能です。

    ビーチ沿いが合うのは、ホイアンを歴史地区だけでなく、海辺の滞在先として選ぶ人です。4泊以上の日程を取り、観光に使う日とホテル周辺で過ごす日を分ける場合、アンバンビーチ周辺に泊まる理由が明確になります。午前中から海岸で過ごし、午後はホテルで休み、夕方に食事へ出かける過ごし方なら、旧市街に近いことよりもビーチとの距離を優先したほうが滞在内容に合います。

    一方、ホイアン旧市街を毎日訪れる予定なら、ビーチ沿いから車で往復する時間を見込む必要があります。距離は約3kmから5kmですが、ホテルの場所や道路状況によって所要時間は変わります。ホテルによっては旧市街行きの送迎車を運行していますが、出発時刻が決まっていることもあります。夜の旧市街を見た後にホテルへ戻る場合も、徒歩ではなく車での移動です。ビーチ沿いを選ぶ際は、旧市街までの距離だけでなく、ホテルの送迎時刻、最終便、片道料金を予約前に確認しておくと、現地での予定を立てられます。


    季節で決める

    ホイアンのホテル選びには、訪問時期も関係します。海辺で過ごすことを目的にするなら、天候と海の状態が滞在内容を左右します。乾季を中心とした時期は、アンバンビーチで過ごす日を設けられ、海岸沿いに泊まる理由がはっきりします。旧市街観光と海辺の時間を半分ずつ取りたい場合も、天候が安定する時期なら両方を組み合わせられます。

    雨の多い時期や、町歩きを中心に考えている日程では、旧市街周辺が適しています。飲食店、カフェ、商店、歴史的建造物がまとまっているため、天候を見ながらその日の予定を調整できます。短時間の雨ならカフェや市場で過ごし、その後に散策を再開できます。海岸沿いでは海を眺める時間が滞在の中心になりますが、旧市街周辺では天候に合わせて食事、買い物、建物見学を組み替えられます。



    ダナンとの組み合わせも考えておきたいところです。ダナンで海岸沿いのホテルに泊まり、その後ホイアンに移動する日程なら、ホイアンでは旧市街周辺を選ぶほうが、2都市の違いが明確になります。ダナンでは長い海岸と都市型ホテルを楽しみ、ホイアンでは歴史地区の町並みと夜のランタンを楽しむ構成です。両方の都市でビーチ沿いを選ぶより、それぞれの特徴に合わせてホテルの場所を変えることで、ベトナム中部での滞在内容に変化が生まれます。


    結論は旧市街

    ホイアンに初めて泊まるなら、旧市街周辺を選ぶのが良いでしょう。見どころがまとまっており、朝の市場、昼の歴史的建造物、夕方の町並み、夜のランタンまで、ホイアンで見ておきたい場面を徒歩で巡れます。食事や買い物の選択肢も多く、仕立て店を利用する予定がある場合にも、短い滞在時間を有効に使えます。特に2泊から3泊の日程では、旧市街までの往復に車を使わず、町の中で過ごす時間を確保できることが決め手になります。

    ホテルは旧市街の中心ではなく、保存地区まで徒歩10分前後の場所が適しています。町歩きの距離を抑えながら、プールや庭を備えたホテルも選べるためです。アンバンビーチは旧市街から車で約10分から15分なので、海を見たい日は日中だけ訪れれば十分でしょう。ビーチ沿いに泊まるのは、海辺での滞在そのものが目的であり、4泊以上の日程を取る場合です。一般的なホイアン観光では、旧市街周辺に泊まり、必要な日にビーチを訪れる行程が、町の魅力を最も広く味わえる選び方です。



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