ダナン・ホイアン旅行で日程を決めるなら、初めての旅行では4泊5日がおすすめです。3泊4日でもダナンとホイアンの主要な観光地は十分に巡れますが、4泊5日にすると、ダナンの海辺、市内観光、ホイアン旧市街の昼と夜、郊外観光まで日程の中にきれいに収まります。せっかく中部ベトナムまで行くなら、観光地を順番に訪れるだけではなく、ホイアンで夕食をとったり、ミーケービーチ沿いでゆっくり過ごしたりする時間も確保したいところです。
ダナンとホイアンは距離が近く、車ならおよそ40〜45分。ダナン国際空港からホイアンも同程度なので、ひとつの旅行先として組み合わせるのに適しています。ただし、ダナン周辺には五行山、ソンチャ半島、バーナーヒルズなどがあり、ホイアン側には旧市街のほかミーソン遺跡もあります。日数が1日増えるだけで、ダナン・ホイアン旅行の過ごし方は大きく変わります。

何泊あれば楽しめる?
ダナンとホイアンだけを訪れるなら、3泊4日がひとつの基準です。到着日から時間を使える便なら、初日にダナン市内とミーケービーチ、2日目に五行山とホイアン、3日目にバーナーヒルズなどを組み合わせられます。4日目はホテルで朝食をとり、出発時刻に合わせて空港へ向かう日程です。ダナンの代表的な観光地を見ながら、ホイアンの夕暮れから夜まで楽しみたい人なら、この日数でも充実した旅行になるでしょう。ダナンだけでも五行山、チャム文化、ハン川周辺、ソンチャ半島など複数の見どころがあり、3日程度を使った滞在でも内容を組み立てられます。
一方、4泊5日にすると、ホイアンを半日観光として扱わず、ひとつの滞在地として楽しめます。ホイアン旧市街は昼と夜で雰囲気が変わり、黄色い壁の古い町並みを歩く昼間と、ランタンの灯りが映える夕方以降では過ごし方も異なります。中国、日本、ベトナムなどの文化が重なった建築が残り、日本橋、福建会館、古い商家などを見ながら歩くなら、数時間だけではなく、午後から夜まで時間を取るのがおすすめです。ホイアンには旧市街だけでなく、周辺の田園地帯や海岸もあり、1泊すると滞在そのものを楽しめます。

3泊4日の行程
3泊4日なら、ダナンをホテルの拠点にして、ホイアンを1日の日程に組み込む方法がまとまりやすいでしょう。初日はダナン国際空港に到着後、ホテルに荷物を置いてミーケービーチやハン川周辺を訪れます。夕方ならドラゴンブリッジ周辺を歩き、ベトナム料理やシーフードを楽しむ時間も取れます。2日目は午前中に五行山を訪れ、そのままホイアンへ向かいます。五行山はダナン中心部から南側にあり、ホイアンと同じ方向なので、同じ日に組み合わせると移動時間を抑えられます。ホイアンには午後に到着し、旧市街を歩いたあと、夕食とランタンが灯る時間まで滞在してダナンへ戻る行程です。
3日目はバーナーヒルズを1日使って訪れると、3泊4日の内容が整います。ゴールデンブリッジで知られる高原の観光地なので、ダナン市内やホイアンとは異なる景色を楽しめます。市街地観光を多くしたい場合は、ソンチャ半島やチャム彫刻博物館を組み合わせてもよいでしょう。こうして考えると、3泊4日はダナン、ホイアン、郊外観光をそれぞれ1日単位で楽しむ旅行です。ホテルをダナン1か所にすると荷物の移動も少なく、限られた日数を観光に使えます。

4泊5日の行程
4泊5日なら、3泊4日の内容にもう1か所を加えるだけではなく、ホイアンそのものに時間を使う日程がおすすめです。初日はダナンで過ごし、2日目に五行山を訪れてからホイアンへ移動、その日はホイアンのホテルに宿泊します。午後の旧市街、夕暮れ、夜のランタン、翌朝の静かな町並みまで見ると、日帰りとは違ったホイアンの表情が見えてきます。かつて国際交易港として栄えたホイアンには、中国系商人の会館や商家、日本との交流を伝える建築が残り、古い町並み全体が世界遺産として知られています。
3日目はホイアンからミーソン遺跡を訪れ、午後にダナンへ戻る行程が組めます。ミーソン遺跡は4世紀から14世紀にかけて築かれたチャンパ王国の宗教遺跡で、中部ベトナムの歴史を知るうえで見ておきたい場所です。4日目をバーナーヒルズやダナン市内に使えば、ダナン、ホイアン、ミーソン遺跡をそれぞれ落ち着いて訪れられます。歴史に興味があるなら、この1日をフエ観光にあてる日程も考えられます。ダナンから北へ向かう途中にはハイヴァン峠やランコーがあり、その先には阮朝の都として栄えたフエがあります。ダナンとホイアンだけでは見られない王宮文化まで含めるなら、4泊5日のほうが内容に厚みが出ます。

ホテルはどこに泊まる?
3泊4日なら、ダナンのホテルに3連泊する方法が合っています。ダナン国際空港から市街地までは近く、ビーチ側にはミーケービーチ沿いのホテルが集まっています。朝は海辺を歩き、日中は観光、夜は市内で食事という過ごし方ができ、ホイアンも車で40〜45分ほどです。ホテルを毎日変えず、ダナンを拠点として五行山、ホイアン、バーナーヒルズを組み合わせれば、3泊4日の限られた時間を観光に使えます。ビーチリゾートを重視するならミーケービーチ周辺、食事や市街地散策を重視するならハン川周辺が候補になります。
4泊5日なら、ダナン3泊、ホイアン1泊という組み合わせがよく合います。ホイアンに泊まる理由は、単に観光時間を増やすためではありません。日帰り客が多い時間帯とは違う朝の旧市街、夕暮れから少しずつランタンが灯る時間、川沿いのレストランで過ごす夜まで、ホイアンらしい時間帯を続けて楽しめるからです。旧市街の近くに泊まれば、夕食後も徒歩でホテルへ戻れます。海を楽しむ日と歴史地区を歩く日を分けられるので、ダナンとホイアンという性格の異なる2つの都市を、それぞれの場所に合った時間帯で楽しめるでしょう。

3泊4日と4泊5日の違い
3泊4日と4泊5日の最も大きな違いは、観光地の数ではなく、ひとつの場所に使える時間です。3泊4日なら、ダナンの海、市内観光、五行山、ホイアン旧市街、バーナーヒルズと、中部ベトナムを代表する場所をコンパクトに巡れます。仕事の休みを含めて短期間で海外旅行を計画している人なら、この日程でもダナン・ホイアン旅行の魅力を十分に味わえます。午前、午後、夕方と時間帯を分けて行程を組むのがポイントです。
初めてのダナン・ホイアン旅行で日数を選べるなら、4泊5日がおすすめです。ホイアンに1泊し、ダナンではビーチと市内観光、さらにミーソン遺跡やバーナーヒルズまで組み合わせると、中部ベトナムの海、古都、チャンパ文化、現代的なリゾート都市という異なる魅力を1回の旅行で楽しめます。3泊4日は主要観光地をテンポよく巡る日程、4泊5日は観光と滞在時間の両方を楽しむ日程と考えると分かりやすいでしょう。ダナン・ホイアン旅行は、1日増えるだけで行程の組み方にかなり幅が出ます。


