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    ホイアンは洪水に要注意!

    ホイアンの洪水は毎年雨季にほぼ確実に発生する自然現象で、特に10月から11月に頻発しますが、事前に状況を把握して行動すれば観光自体が不可能になるわけではありません。

    ホイアンは、ホイアン旧市街を流れるトゥボン川の河口近くに位置し、地形が低く盆地になっていて、かつ水はけが悪いため、大雨が続くと川が氾濫しやすい環境にあります。雨季は例年9月頃から始まり、特に10月から11月は台風や熱帯低気圧の影響を受けやすく、短期間で水位が急上昇します。洪水時には旧市街の道路や建物の1階部分が浸水し、ボートでの移動が行われることもあります。

    特に、ここ数年は西に進路を変える台風の通り道になっていて、ベトナム中部を直撃することが度々あり、その度に洪水に見舞われます。

    観光への影響としては、旧市街の一部店舗や観光施設が一時的に休業する場合があります。一方で、夜間のランタンが水面に映る光景は洪水時ならではの風景として知られており、写真撮影を目的に訪れる旅行者もいます。ただし、足元が不安定になりやすく、歩行や移動には注意が必要です。

    ただ、洪水は数日から長くても1週間程度で水が引くケースが多く、完全に観光が止まってしまう期間は限定的である点が挙げられます。また、地元では洪水を前提とした対応が整っており、ボート運行や高床式の建物など生活の知恵が見られます。

    とは言っても、雨季は全般的に、天候が不安定になりやすく、予定していた観光ルートの変更や足止めが発生する可能性がある点、滑りやすい路面や流れのある場所では安全面のリスクが高まる点があります。

    旅行時の注意点としては、雨季に訪れる場合は最新の天気予報と現地の水位情報を確認し、長靴や防水性の高い履物を準備することが現実的です。また、洪水が深刻な場合は無理に旧市街へ入らず、ダナンなど周辺都市に一時的に滞在先を移す判断も必要になります。

    総じて、ホイアンの洪水は珍しい出来事ではなく、自然条件に由来する定期的な現象です。時期と状況を理解した上で計画を立てれば、リスクを抑えつつ訪問することは可能です。

    ただ、いずれにしても、できれば乾季に訪れるのが無難であるとは言えます。

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