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    ホイアンのランタン祭りの日は暗い?

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    ホイアンのランタン祭りの日は意図的にほの暗い

    ホイアンのランタン祭りの日は、ランタンの灯りのみで街を照らすため、意図的に照明が落とされるため全体的に暗く感じますが、その暗さこそが祭りの本質であり、幻想的な街並みを楽しむための重要な要素です。明るさや快適さを重視するか、雰囲気や非日常感を重視するかによって、見方は分かれるでしょう。

    ホイアンで毎月旧暦の満月前後に行われるランタン祭りは、観光客向けのイベントというより、もともとは月明かりと灯りで夜を過ごすという伝統的な習慣を再現したものです。そのため、祭り当日は旧市街の一部で電灯やネオンサインが消され、街全体の明るさが大きく抑えられます。これはトラブルや節電のためではなく、ランタンの光を主役にするための意図的な演出です。

    実際に感じる暗さとその影響

    実際に歩いてみると、昼間や通常の夜と比べてやや暗さを感じます。特に旧市街の路地や石畳の多い場所では、足元が見えにくくなる場面もあります。町から電灯が消えているため、普段なら気にならない段差や凹凸が目立ち、人混みの中では歩きにくさを感じる方も少なくありません。この点は、初めてホイアンを訪れる方にとっては想像以上に暗いと感じられる可能性があります。

    一方で、この暗さがあるからこそ、ランタンの色や揺らぎが際立ちます。赤や黄色、青、緑といったランタンの光が浮かび上がり、街全体が柔らかな色彩に包まれます。トゥボン川沿いでは、水面に映る灯りが加わり、人工照明では作れない奥行きのある景色が生まれます。明るさを犠牲にする代わりに、視覚的な印象や情緒感が強くなる点が、ランタン祭り最大の魅力です。

    つまり、この暗さこそがホイアンのランタン祭りで見るべきもののひとつと言ってもいいかもしれません。

    ただ、写真撮影の観点では、暗さは大きな特徴になります。ランタン祭りの日はコントラストが強く、雰囲気のある写真が撮りやすい反面、手ブレや被写体ブレが起きやすくなります。特にスマートフォンで撮影する場合、動く被写体や人混みの中では思ったように撮れないこともあります。そのため、写真重視の方にとっては、暗さがメリットにもデメリットにもなりえます。

    ランタン祭りの日と通常の日の違いと選び方

    飲食や買い物の場面でも、暗さの影響はあります。屋台や露店はランタンや簡易照明で営業していますが、メニューが見えにくかったり、料理の色が分かりづらかったりすることがあります。落ち着いて食事をしたい場合や、細かくメニューを確認したい場合は、旧市街の外側や明るいレストランを選ぶ方が安心です。

    安全面についても触れておく必要があります。ランタン祭りの日は観光客が集中し、人の流れが非常に多くなります。暗さに加えて混雑が重なるため、小さな子どもや高齢の方がいる場合は特に注意が必要です。歩きやすい靴を選び、足元を照らせるようスマートフォンのライトを適宜使うなど、基本的な対策を取ることで不安は軽減できます。

    このように、ホイアンのランタン祭りの日は、明るく快適な夜観光とは性質が異なります。賑やかさや視認性を重視する方にとっては不便に感じられる点も多いですが、その代わりに、通常の日では味わえない幻想的な空気感があります。反対に、通常の日のホイアンは電灯があり、街並みや建物をはっきりと見ることができ、落ち着いた散策や食事に向いています。



    まとめますと、ホイアンのランタン祭りの日は暗いですが、それは欠点ではなく演出です。非日常的な雰囲気や写真映えを求める場合はランタン祭りの日、快適さや見やすさを重視する場合は通常日を選ぶことで、旅の満足度は大きく変わります。どちらが良いかではなく、何を重視するかで訪問日を決めることが、ホイアン観光を後悔しないための最も現実的な判断と言えます。

    そして、迷われている人がいたら、わたしのおすすめはやはりランタン祭りの日です。それはなぜかというと、ランタン祭りに行きたくてもタイミングが悪くて行けない人が多いなか、もしこのお祝いの日に行けるのでしたら、一度は見ておくべきと考えるからです。

    私自身ホイアンは何度も訪れましたが、いまでもランタン祭りの前後にベトナム中部に滞在するときには、ランタン祭りの日にホイアンに行こうと、予定を変更しますので。

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