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    ホイアン観光のモデルコース【2026年版】

    ベトナム中部のホイアンは、ダナンから日帰りでも訪れやすく、はじめてのベトナム旅行でも予定に入れやすい町です。旧市街やノスタルジーな気分になるランタンの風景、トゥボン川、古い商家、夜の散策まで、見どころがまとまっているため、1日でもホイアンらしさを十分に味わえます。

    ただし、何となく夕方に到着して歩くだけでは、暑い時間帯に疲れてしまったり、混雑する時間に写真だけ撮って終わってしまったりすることもあります。ホイアン観光は、午前、昼、夕方、夜の使い方を分けて考えると、かなり歩きやすくなります。

    ホイアン旧市街は、15世紀から19世紀にかけて栄えた東南アジアの交易港の姿をよく残す町として、1999年にユネスコ世界遺産に登録されています。建物や通りには、ベトナム、中国、日本などの影響が残っていることが、ホイアン観光の大きな特徴ですが、昼と夜の顔が異なることが魅力のひとつでもあり、人気のナイトマーケットだけでなく、昼間の散策も入れるとよりホイアンの思い出が深く刻まれるのではないかと思います。


    午前はホイアン旧市街をゆっくり歩く

    ホイアン観光のモデルコースは、午前中に旧市街を歩くところから始めるのがおすすめです。ダナン市内からホイアンまでは車で移動する人が多く、朝に出発すれば、まだ日差しが強くなりすぎる前に旧市街へ入れます。
    昼前後のホイアンは気温が上がりやすく、石畳の通りや黄色い壁の建物を歩くだけでも体力を使います。そのため、写真を撮ったり、古い建物を見学したりする時間は、できるだけ午前中に寄せると無理なく行程を組むことができます。

    最初に歩きたいのは、日本橋とも呼ばれる来遠橋周辺です。橋そのものはホイアンの象徴として知られていますが、橋だけを見て終わるのではなく、周辺の小道、古民家や会館をあわせて見ると、町の成り立ちがわかりやすくなります。

    ホイアン旧市街では、福建会館、廣肇会館、貿易陶磁博物館、古い家屋など、入場できる文化施設がいくつかあります。旧市街を歩くこと自体はできますが、文化施設へ入る場合は、現地のチケット売り場で旧市街観光チケットを購入する必要があります。
    2026年時点で、外国人向けチケットは120,000ベトナムドン、指定施設から5か所を選んで入場できる形式です。

    午前中のホイアン旧市街は観光客がまだ多くないために、急いでまわる必要がありません。来遠橋、福建会館、古い商家、トゥボン川沿いを順番に歩けば、ホイアンの主要な見どころはスムーズに見られるでしょう。
    ホイアンは、おしゃれなカフェが多く、スムージーが美味しいカフェや上層階からホイアンの街並みがきれいに見られるカフェなどぜひ立ち寄りたい施設がいくつかあります。そういったカフェで写真を撮るなら、午前中のほうが人通りが少なく、黄色い壁の建物やランタンの並ぶ通りも撮りやすいです。ホイアン観光を1日でまとめる場合、午前中は「建物を見る時間」と割り切ると、その後の昼食や夜の散策に余裕が出るともいえます。


    昼はホイアン名物料理と休憩を入れる

    昼食は、ホイアン観光で大切です。なぜかと言いますと、夕食はナイトマーケットやトゥボン川のクルーズと重なるために、慌ただしくなりがちです。また、レストランも当然のことながら混み合いますので、できればホイアンのグルメは昼食にメインを持ってきた方が無難かもしれません。

    また、旧市街を歩いたあとにそのまま外を回り続けると、午後に疲れが出やすくなります。昼はカオラウ、ホワイトローズ、揚げワンタン、バインミーなど、ホイアン名物を組み合わせると、観光地を見て回るだけではない楽しみが出ます。カオラウは、太めの麺に香草、豚肉、少なめのタレを合わせるホイアンらしい料理です。ベトナム料理に慣れていない人でも食べやすく、昼食に選びやすい一品です。

    昼食後は、無理に観光を詰め込まず、ホテルやカフェで休む時間を入れると、夕方以降のホイアンが歩きやすくなります。日帰りでダナンから来ている場合でも、旧市街周辺のカフェやスパで1時間ほど休むだけで、その後の動き方が変わってきます。ホイアンは夜のランタンが有名なので、午後に体力を使い切らないほうが楽しめるでしょう。

    特に2月から4月ごろは観光しやすい時期で、乾いた日が多く、町歩きやビーチにも向いています。一方で、中部ベトナムは雨季に水位が上がりやすく、毎年ホイアンでも洪水被害が発生します。この時期に旅行を検討する場合には、秋から年初にかけては天気と道路状況を出発前に確認したほうが安心です。

    午後に少し足をのばすなら、アンバンビーチへ向かう行程も組みやすいです。旧市街から海までは車で短時間の距離にあり、町歩きとビーチを同じ日に入れられるのがホイアンのよいところです。アンバンビーチ沿いには美味しい海鮮食堂がいくつもありますので、そういったところで昼食を楽しむのも良いでしょう。

    はじめてのホイアンで1日だけなら、ミーソン遺跡、ココナッツボート、アンバンビーチを全部入れると忙しくなりがちです。ホイアン観光のモデルコースとしては、午前に旧市街、昼に名物料理、午後に休憩またはビーチ、夜にランタン散策という流れがいちばん無理なくまとまります。


    夕方から夜はランタンとトゥボン川を楽しむ

    ホイアンらしい景色が見やすくなるのは、夕方から夜にかけてです。日が落ちる少し前に旧市街へ戻ると、明るい町並みからランタンが灯る時間までを続けて楽しめます。トゥボン川沿いは観光客が増えますが、夕方の早い時間に歩き始めると、混雑がひどくなる前に川沿いの雰囲気を見られます。ナイトマーケットへ行く場合も、完全に暗くなってから向かうより、夕食前後に軽く歩くくらいがちょうどよいでしょう。

    夜のホイアンでは、川沿いでボートに乗ったり、灯籠流しを見たりする人も多くなります。ここで注意したいのは、現地で声をかけられてすぐに決めず、料金と乗船時間を先に確認することです。ホイアンの夜景は歩いて見るだけでも十分楽しめますが、ボートに乗るなら、乗る前に金額をはっきりさせておくと安心です(2026年現在一般サイズは170000~220000ドン)。



    ただ、混雑する場所では、スリや落とし物にも気をつけてください。観光地として整っている町ですが、夜の旧市街は人の流れが多く、写真を撮っているうちに手荷物への注意が薄れがちです。

    夕食は旧市街の中でもよいですが、川沿いの店は立地がよい分、混みやすいです。落ち着いて食べたい場合は、旧市街の中心から少し外れた店を選ぶと過ごしやすいです。ホイアン観光の夜は、派手な予定を詰め込まなくても、川沿いを歩き、ランタンの通りを見て、軽く食事をするだけで十分満喫できるでしょう。

    ダナンへその日のうちに戻る場合は、帰りの車を事前に決めておくべきです。ホイアン旧市街は車両進入規制があり乗車ポイントが観光客には分かりづらいですので、予め専用車を手配し出発前に迎えの時間を決めておいたほうが、最後まで落ち着いて過ごせます。


    1泊するならミーソン遺跡やホイアンメモリーズショーを加える

    ホイアンに1泊できるなら、モデルコースはさらに組みやすくなります。1日目は午後にホイアンへ入り、夕方から旧市街とランタンを楽しみます。2日目の午前に旧市街の建物を見学すれば、日帰りよりも暑さと混雑を避けやすくなります。もう少し歴史を深く見たい人は、半日でミーソン遺跡を組み合わせるのもよいです。チャンパ王国の遺跡を見てからホイアンへ戻ると、ベトナム中部の歴史を1つの流れで見やすくなります。ただし、ミーソン遺跡は屋外を歩く時間があるため、暑い時期は午前出発が向いています。

    夜にショーを入れるなら、ホイアンメモリーズショーも候補になります。公式サイトでは、2026年の公演スケジュールとして、火曜日を除く月曜日から日曜日の営業、ミニショー17:00〜19:00、メインショー20:00〜21:00、開演15分前までの到着案内が掲載されています。日程は変更されることがあるため、旅行前に公式サイトで確認したほうが確実です。



    それから、ホイアンは名物料理づくりを体験できる料理教室がいくつもあります。人気どころでは、評判のモーニンググローリーや高級ホテルなどでもクッキングクラスを設定しているところがありますので、事前予約は必要ですが試してみては如何でしょうか?通常はランチタイムとなります。

    ホイアンのホテルはダナンとさほど宿泊料金が変わらず、リゾート色のあるホテルや旧市街観光に便利なホテルが多くあります。特にナイトマーケット散策から徒歩で帰れるホテルはおすすめです。無理にダナンまで戻るよりはホイアンに1泊するというのも良いと思います。

    2026年版のホイアン観光モデルコースとしては、日帰りなら「午前に旧市街、昼に名物料理、午後に休憩またはアンバンビーチ、夜にランタン散策」が理想です。
    ホイアンに1泊するなら、そこにミーソン遺跡かホイアンメモリーズショー、スパ、料理教室などを加えると、町歩きだけでなくホイアンステイを楽しむことができます。

    日帰りにしろ1泊するにしろ、できれば昼も夜も堪能し、ホイアン名物料理を味わう。朝から晩まで終日楽しめるのが世界遺産ホイアンなのです。


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